■ ビックリマン博士 反後 四郎
氏
「ハートメモリー」より
一体の原型が目の前に登場した。
私はその瞬間25年間という時間経過がうそのように感じた。
その塊(かたまり)は、
明らかに「聖」(せい)を宿したと思われる輝きの中で
時空を突き破るかのような産声を上げ
旧デフォルメフィギュアとは明らかに異なる
超暦原体リアルフィギュアへとメタモルフォーズしていた。
*超暦原体:(ちょうれきげんたい:とてつもない長い時間が変身させていくかたち)
聖なる「ヘラクライスト」リアルフィギュア誕生の瞬間だ。
私には原型を前にしたスタッフの一点を見つめる輝いた眼と
言葉を忘れたかのような表情が印象的だった。
みんな頭では何も考えられない無の状態だった。
私はしばらくのチャージを経た後
ドドドーッとこころの奥底から突き上げ
脳を経由してひかりとなって
明らかに自分だけには聞き取れるシグナルを感じた。
「欲しい!」
原型があるその場を去ることが私には非常につらいことだった。
■
株式会社グリーンハウス 米澤 稔 氏
グリフォンエンタープライズさんから、BMキャラの立体フィギュア化の
お話をお聞きした時に、正直、最初はあのデフォルメキャラを立体化するのは
無理なんじゃないかと思いました。
しかも、第一弾は「ヘラクライスト」!
結構細部が複雑なキャラなので、一体どんな造形になるのか?
ましてや、表情も難しいキャラです。
たぶん、再現は無理だろうなと思っていました。
しかし、最初のラフを拝見した時に、その心配は杞憂に終りました。
見事に元キャラの良さを残しつつ、
等身大キャラにデフォルメされているではないですか!
デフォルメキャラをデフォルメ(笑)って言うのも変なのですが、
新たな息吹を吹き込まれた「ヘラクライスト」に変身していました。
さらに造形作家の方がモデリングされた試作を見た時に、
その細部にまでこだわった作りにさらに驚きました。
もうこれは私達の作った「ヘラクライスト」ではない、
別次元の新しい「ヘラクライスト」でした。
現時点では、カラーリングの施されていない状態なので、
完成型の出来上がりが非常に楽しみです。
このフィギュアに特典として付くシールの制作も、
立体に負けない物をと力を注ぎ作成させて頂きました。
フィギュア同様、ファンの皆様に喜んでいただければ有り難いです。
この後、また違うキャラの立体化もあると聞いています。
一個人としても、今後の展開を楽しみにしています。
■ 株式会社グリーンハウス 兵藤 聡司
氏
昔から模型や立体モノが大好きなので、
この立体化企画には大変興味をそそられました。
ビックリマンのキャラクターは、シールに収まった時に一番見栄えを
良くする為、かなり無茶なディフォルメを施していますので、
他のアングルでは描けないデザインが多々あったりします。
ですから立体化企画で納得のいく物は無理だと思っていたのですが
、
試作品を見て驚きました。
2頭身からリアルな頭身に伸ばしたにもかかわらず、
違和感を感じさせないアレンジはお見事です。
顔周りや胸部、足周りなど、描く時にすごく面倒だった部分も、
これでもか!という細かいパーツ割りで再現されており、
密度のある立体感には感心しました。
さらにマントやスカートの優雅な曲線も間延びする事なく、
力強いポーズと相まって、にじみだすパワーを演出している様に感じます。
残念ながら、まだ塗装前の段階しか見ていませんが、 ポーズもカッコいいし、
精密感もバツグンなので、いろんな角度から飽きずにじっくり眺めて楽しめそうです。
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